診療所とデイケアの収納計画を行いました
こんにちは。
病院クリニック設計.comは、地元愛媛県・香川県を中心に、病院やクリニックなどの医療施設の新築・建て替え・改修・耐震補強などの設計業務を行っている建築設計事務所です。
今回は、診療所とデイケアの建て替え計画を進める中でご相談いただいた、「収納計画」についてご紹介いたします。
ご相談内容
計画当初より、限られた敷地内で診療所とデイケアを両立させるというご要望がありました。施設の機能性と快適性を両立させるために、移設が必要な設備や新たに必要となる備品の確認を行い、慎重にレイアウトを進めていました。
しかし、収納の配置を計画していく中で、現場で使われている物品や備品をすべて網羅していくと、当初のプランでは収納が不足していることが明らかになりました。
そのため、日々使う物から、たまにしか使わない物まで、種類も使用頻度も様々な物品を効率よく管理できるような収納計画が必要になりました。
当社からの提案内容
そこで当社では、限られた空間の中でも効率的に収納量を増やすためのアイデアを提案いたしました。具体的には、デイケアの休憩所として計画していた畳スペースを「小上がり」として設計し、その下部に収納を設けることで、使いやすさを損なわずに収納量を確保しました。また、移設予定の機器の上部にできる空間も無駄にせず、有効活用できるよう吊戸棚を追加でご提案させていただきました。普段使わない物品の保管場所としてご活用いただける設計としました。
現場の声を反映した収納計画
今回の計画では、診療所・デイケアに勤務する職員の皆さまの動線や業務内容を丁寧にヒアリングし、現場の声をもとに収納計画を進めました。
「どの備品がどのくらいの頻度で使われるのか」「どの場所にあると作業がスムーズになるか」など、細かな点まで話し合いながら、作業効率と使いやすさを両立する収納プランを実現しました。
限られた空間でも、工夫次第で快適な施設づくりは可能です。
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